おすすめ書籍|組込みエンジニア向け

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みなさん、技術書読んでいますか?
最近はGoogle検索でだいたいのことはわかるようになってきましたが、やはりストックの知識(体系的な知識)は書籍のほうが便利だと思います。

そこでこの記事では、私が読んだことのある本の中でプログラマ、ITエンジニアにオススメの書籍を紹介してみたいと思います。新人さんや初心者から中級者向けの本をメインに取り上げて行きます。

面白そうな本があれば、実際の書店でてにとってパラパラと内容を確認してみてくださいませ。お近くに書店がない場合は、出版社やAmazonの書籍紹介欄の目次だけでも眺めてみてくださいませ。なんとなく本の内容がわかるかなと思います。レビューの書いてある本には題名の先頭に「★」をつけていますので、ご参照ください。
また、わかる範囲で、各本の紹介の末尾に「著者情報はこちら」としてTwitterアカウントおよびサイトも記載しています。こちらもあわせてご参照くださいませ。

ひとまず、ぜひ手に取ってほしい素敵な本たちをリストアップしました!紹介文と一緒に更新しようと思っていたんですが、それだと紹介しきれないまま年数が経ってしまいそうなので……。
ここにあげているものはオススメの本ばかりですので、本屋などで見かけたらぜひ手にとって中身を確認して見てください!私の紹介文は随時追記していきます
  1. C言語
    1. ★ C言語 ポインタ完全制覇
    2. ★ C言語改訂版 2 はじめて学ぶCの仕組み
    3. ★ ハッカーのたのしみ
    4. ★ C言語デバッグ完全解説
    5. エキスパートCプログラミング―知られざるCの深層
    6. C言語 入門書の次に読む本
    7. プログラミング言語C
    8. 組込み開発者におくるMISRA‐C:2004―C言語利用の高信頼化ガイド
    9. CERT Cセキュアコーディングスタンダード
    10. CプログラミングFAQ―Cプログラミングのよく尋ねられる質問
    11. プログラミング診断室
  2. Java
    1. スッキリわかるJava入門 第2版
    2. スッキリわかる Java入門 実践編 第2版
  3. RTOS, 組込みシステム
    1. リアルタイム組込みOS基礎講座
    2. 組み込みソフトウェアの設計&検証
    3. μITRON準拠TOPPERSの実践活用
    4. CとGNU開発ツールによる組み込みシステムプログラミング
    5. 組込みI/Oインタフェース基礎講座
  4. ARM, Cortex, プロセッサ
    1. ARM Cortex‐M3システム開発ガイド
    2. ARMマイコンCortex-M教科書
    3. CPUの創りかた
    4. プロセッサを支える技術
    5. ARM組み込みソフトウェア入門
  5. ドキュメント作成
    1. ★ エンジニアのためのWord再入門講座
    2. プロの資料作成力
    3. 伝わるデザインの基本
    4. 考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則
    5. 「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール
  6. 開発プロセス, マネジメント
    1. アジャイルサムライ
    2. Redmineによるタスクマネジメント実践技法
    3. 人月の神話
    4. Redmine超入門
    5. デッドライン
    6. ゆとりの法則
    7. Manage It! 現場開発者のための達人式プロジェクトマネジメント
  7. Linux, Unix, シェルスクリプト
    1. UNIXという考え方
    2. それがぼくには楽しかったから
    3. 入門UNIXシェルプログラミング
    4. Linuxのブートプロセスをみる
    5. sed & awkプログラミング
    6. ★ Linuxデバイスドライバプログラミング
  8. Excel VBA
    1. ExcelVBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本
    2. 続ExcelVBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本
    3. Excel VBA逆引き辞典パーフェクト
    4. VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA スタンダード
  9. Git, Subversion
    1. わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈
    2. GitHub実践入門 ~Pull Requestによる開発の変革
    3. Subversion実践入門:達人プログラマに学ぶバージョン管理
  10. Jenkins, CI
    1. Jenkins実践入門 ――ビルド・テスト・デプロイを自動化する技術
    2. Jenkins
    3. 継続的インテグレーション入門
    4. 継続的デリバリー
  11. 技術系その他
    1. Emacs 実践入門
    2. 達人プログラマー
    3. レガシーコード改善ガイド
    4. Binary Hacks ―ハッカー秘伝のテクニック100選
    5. CODE コードから見たコンピュータのからくり
    6. GNU GLOBALハンドブック
    7. UML モデリングのエッセンス
    8. UML モデリング入門
    9. Make: Electronics ―作ってわかる電気と電子回路の基礎
    10. 珠玉のプログラミング 本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造
    11. プログラミング作法
    12. わかばちゃんと学ぶ Webサイト制作の基本
    13. ソフトウェアライセンスの基礎知識
    14. ★ 暗号技術入門
    15. ★ ITエンジニアとして生き残るための指南書。 自分を守りアップデートするための18のテクニック。
  12. 簿記, 財務
    1. ★ とある会社の経理さんが教える楽しくわかる!簿記入門
    2. ★ とある会社の経理さんが教える楽しくわかる!原価計算入門
    3. ★ パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級 テキスト&問題集
    4. ★ パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集
    5. ★ パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 工業簿記 テキスト&問題集
  13. ビジネス, 自己啓発系
    1. エリートに負けない仕事術
    2. プロフェッショナルの条件
    3. 10年後、生き残る理系の条件
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C言語

★ C言語 ポインタ完全制覇

中級者向けの本です。この本を読めば下記のような複雑なポインタの宣言もさらっと読めるようになります。

int atexit(void (*func)(void));

また、文章がブログのような柔らかい語り口調なので読みやすいです。
たとえば p[i]*(p + i) のシンタックスシュガーであるという説明のところでは下記のようにポイントが示されています。

p[i] は i[p] とも書くことができる
上記のポイントに関するもっと大事なポイント

でも書くな

ポインタの話だけでなく、スタックやヒープなどの解説もあり、C言語全体の理解にとても役立ちます。さらに、普通の書籍ではあまり触れられることのない、現場で使われるC言語の定石も書かれていて、現場の空気を垣間見ることができます。

「ヘッダファイルには多重インクルードガードを」は当然として「ヘッダファイルはパブリックなものとプライベートなものにわけろ」などある程度の規模の開発では必須の
ことを教えてくれます。
また、「アサーション assert を有効につかえ」のような基本的なことや「0と\0とNULLのちがい」といった超マニアックな話題もあります。特にNULL周りの話は、わかっているつもりでもわかっていない事を思い知らされます。

また、下記のように書いたコードがどのようにふるまうかなんてこともわかります。マニアックですね。

(**********printf)("hello, world\n"); // どうせ * は何もしない

ポインタがなんとなくしかわかっていない人、C言語中級を目指す人にはお勧めの本です。現場の息遣いが感じられる良著です!

著者情報はこちら
@kmaebashi
K.Maebashi’s home page

★ C言語改訂版 2 はじめて学ぶCの仕組み

C言語には列挙型 enum があります。整数マクロの代わりに使われている場合が多いですが、enum の真価はそこではありません。
enum の理想(と哀しい現実)をここまでわかりやすく説明した本はほかに見たことがありません。
enum をただの連番を作ってくれる型だとおもっているかたにぜひぜひ読んでほしい本です。目からうろこ間違いなしです。

★ ハッカーのたのしみ

書籍名だけみると、ネットワークの脆弱性の本かと思ってしまいますが、実際の内容は異なります。
たとえばもっとも簡単な例だと、1Word中の1のBitを数えるような、ビット演算レベルのアルゴリズムを紹介している本です。

こういうと「コンパイラが最適化してくれる」という意見もあるかもしれませんが、アルゴリズムレベルで異なるものは最近のコンパイラと家でもなかなか勝てません。たとえば最初に例をあげた「1Word中の1のBitを数える」というコードですが、本書では下記のようなコードを挙げています。配列も使わないし繰り返しどころか条件分岐すらない、ビット演算と加減算のみの高速なコードです。
なぜこれでビットの数え上げができるのか、本書では数学的な丁寧な解説があります。理論好きなかたにはたまらない一冊でしょう。

int pop(unsigned int x)
{
    x =  x - ((x >> 1) & 0x55555555U);
    x = (x & 0x33333333U) + ((x >> 2) & 0x33333333U);
    x = (x + (x >>  4)) & 0x0F0F0F0FU;
    x =  x + (x >>  8);
    x =  x + (x >> 16);
    return x & 0x0000003FU;
}

このような簡単な例からはじまり、ビット並び替え、整数の乗算除算、平方根や行列反転、ヒルベルト曲線など高度な話もでてきます。下記の記事もこの書籍を参考にしています。

C言語で2の累乗(2^n)への切り上げ&切り捨て
2の累乗(2^n)の値への切り上げ&切り捨てについて、効率的なC言語のコードの書き方をご紹介します。組込みファームウェアでは、2の累乗への丸めをする必要がままあります。またコードサイズを小さくすることが求められます。そこでビット演算を使った方法をご紹介します。

組込みシステムがリッチになってきたとはいえ、ブートローダのようにまだまだ1Byte単位で戦わざるを得ない場面もあります。
カーネルを触る人なら、ディスパッチャを1命令でも少なくしたいという要求もあると思います。

そのような限界へ挑戦するプログラマにうってつけの名著です。

★ C言語デバッグ完全解説

書籍名の通り、C言語に特化したデバッグの解説本です。バグを難易度で「初級」「中級」「上級」に分けて、それぞれのレベルでのよくあるバグを例示しています。そしてそのバグの原因と修正方法を解説しています。デバッグとバグの起きにくいコーディングについて書かれた良書です。デバッグで困っている、コードレビューでよく指摘される、そのような方にオススメの本です。

初級について例を挙げると、下記のようなあるあるバグが例示されています。

#define FREE(p) free(p); \
                (p) = NULL

if (flag)
    FREE(p);

freeした後にNULLを入れて安全にする、ということがしたかったコードですね。ですがこれは下記のようにプリプロセッサで展開されます。いわゆるぶら下がり文のバグを思っ切り踏んでいます。

if (flag)
    free(p);
(p) = NULL;

解決方法はベテランの方はすぐに思いつくと思いますが、下記の例が挙げられていました。マクロ関数は do-while(0)で囲め、という古の戒め通りですね。

#define FREE(p) do {           \
                    free(p);   \
                    (p) = NULL \
                } while(0)

if (flag)
    FREE(p);

他にも中級、上級になると、バッファーオーバーランや乱数の精度、割り込み(シグナル処理)でのバグを解説しています。複雑なのでここでは例示できませんが、書籍を手に取ってみて確認してみてください。

後半はデバッグの方法(パラメータの振り方など)やバグの出にくいコーディングの方法を解説しています。気をてらったような記述はなく、現場でも口を酸っぱくして言われるだろう至極真っ当なことが書かれています。

ひとまずC言語の文法は覚えてコードはかけるけどデバッグに時間が取られている。コードレビューでバグの可能性をよく指摘される。そういう初級者から中級者の方にオススメの一冊です!

エキスパートCプログラミング―知られざるCの深層

C言語 入門書の次に読む本

プログラミング言語C

組込み開発者におくるMISRA‐C:2004―C言語利用の高信頼化ガイド

CERT Cセキュアコーディングスタンダード

CプログラミングFAQ―Cプログラミングのよく尋ねられる質問

プログラミング診断室

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Java

スッキリわかるJava入門 第2版

スッキリわかる Java入門 実践編 第2版

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RTOS, 組込みシステム

リアルタイム組込みOS基礎講座

組み込みソフトウェアの設計&検証

μITRON準拠TOPPERSの実践活用

CとGNU開発ツールによる組み込みシステムプログラミング

組込みI/Oインタフェース基礎講座

30日でできる! OS自作入門

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ARM, Cortex, プロセッサ

ARM Cortex‐M3システム開発ガイド

ARMマイコンCortex-M教科書

CPUの創りかた

プロセッサを支える技術

ARM組み込みソフトウェア入門

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ドキュメント作成

★ エンジニアのためのWord再入門講座

「くたばれ!Excel方眼紙!」という章があったりして過激な感じをうけますが、内容はとても真摯な本です。
MS Wordの「スタイル」という機能をつかって、見栄えよくかつメンテナンス容易にできるようにしてくれる本です。

筆者の「ドキュメントの内容は当たり前品質」という考え、つまりプロなら内容はちゃんとしていて当たり前という考えが随所にでています。
内容がちゃんとしているのは当たり前という考えのもと「1に見栄え、2にメンテナンス性」という最初の段階と断言しています。
こうかくとなんか見栄え重視の薄っぺらい本かと思うかもしれませんが、さにあらず。まるでソースコードを書くように「設計」や「DRY原則」を重視しています。
むしろ、見栄えに時間をとられたくない硬派なITエンジニアのための本といえます。そのためのMS Word のほんとうの実力を引き出してくれる本です。
出版年が2008年なので、MS WordのUIが変わってしまっていますが、解説されている設定自体はほぼそのままつかえます。

プロの資料作成力

伝わるデザインの基本

著者情報はこちら
伝わるデザイン

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール

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開発プロセス, マネジメント

アジャイルサムライ

アジャイルの入門書といえばアジャイルサムライ!といえるくらい有名ですね。

マスターセンセイが、軽妙な語り口で分かりやすくも厳しくアジャイルについて教えてくれます。絵などが豊富でとても読みやすいです。そして内容も濃いです。アジャイルの根本的な考え方からはじまり、アジャイル的なチーム作り、見積もりのやり方、プロジェクトの進め方、そしてプログラミングの仕方まで説明があります。

出てくる用語をざっと挙げると「エレベータピッチ」「インセプションデッキ」「イテレーション(スプリント)」「スタンドアップミーティング」「ベロシティ」「ふりかえり」「WIP」など、アジャイルに欠かせないものをきっちりおさえてあります。他の本だと難しく書かれている説明も、現場にそった説明がされていて、とても理解しやすいですね。まずはこの本から始めるのがいいと思います。チケット駆動開発をするにもこれを読んでおくと導入しやすそうです。

ただ、唐突に「ファーンファーン ウィーヒッダステーッステー」とか書かれていたのは笑ってしまいました。楽しくアジャイルを学べる本です。

Redmineによるタスクマネジメント実践技法

人月の神話

Redmine超入門

デッドライン

ゆとりの法則

Manage It! 現場開発者のための達人式プロジェクトマネジメント

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Linux, Unix, シェルスクリプト

UNIXという考え方

それがぼくには楽しかったから

入門UNIXシェルプログラミング

Linuxのブートプロセスをみる

sed & awkプログラミング

★ Linuxデバイスドライバプログラミング

Amazonオンデマンドで再販中ですね。


Linuxデバイスドライバプログラミング

元のはプレミアム値段になっているかもしれないので上記のオンデマンドの方がいいかも。

著者情報はこちら
@yutakakn

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Excel VBA

ExcelVBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本

続ExcelVBAのプログラミングのツボとコツがゼッタイにわかる本

Excel VBA逆引き辞典パーフェクト

VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA スタンダード

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Git, Subversion

わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈

GitHub実践入門 ~Pull Requestによる開発の変革

Subversion実践入門:達人プログラマに学ぶバージョン管理

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Jenkins, CI

Jenkins実践入門 ――ビルド・テスト・デプロイを自動化する技術

Jenkins

継続的インテグレーション入門

継続的デリバリー

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技術系その他

Emacs 実践入門

達人プログラマー

レガシーコード改善ガイド

Binary Hacks ―ハッカー秘伝のテクニック100選

CODE コードから見たコンピュータのからくり

GNU GLOBALハンドブック

UML モデリングのエッセンス

UML モデリング入門

Make: Electronics ―作ってわかる電気と電子回路の基礎

珠玉のプログラミング 本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造

プログラミング作法

わかばちゃんと学ぶ Webサイト制作の基本

ソフトウェアライセンスの基礎知識

★ 暗号技術入門

数学ガールで有名な結城先生による暗号の解説書です。

最近は IoT の広まりにより組込み機器もネットにつながる時代です。そのため組込みエンジニアも、暗号処理や公開鍵基盤などのセキュア技術も知っておく必要が出てきています。しかし専門書はアルゴリズムがムスカしい数式で説明されており、その道の人でなければ理解するのが難しいです。

いっぽうこの本では、暗号の処理をおもにデータフローのような図解で説明してあり、また、実際のどのように使われるのか、なぜその暗号が必要なのかをアリスとボブのようなキャラクターで例示してくれるのでとても分かりやすいです。さらに、専門家なら常識すぎてあまり言及されないようなこともちゃんと教えてくれます。例えば「どんな暗号もいつかは解読される」「この製品は絶対に解読できない暗号をつかっている、などの宣伝文句は疑ってかかろう」という旨の注意喚起もあります。当たり前のような気もするかもしれませんが、偉い大学教授が堂々と「数学的に解読不能な暗号アルゴリズムを発明した」などとのたまったりする ので、油断なりません、大事な心掛けです。

内容としては、暗号の歴史的背景(シーザー暗号やエニグマなど)から始まり、対象暗号(DES、AESなど)、公開鍵暗号(RSAなど)について解説されています。さらにハッシュ(SHAやKeccakなど)やメッセージ認証(MAC)、デジタル署名、さらに電子証明書、公開鍵基板(PKI)の解説と続きます。さらに鍵とはなにか、乱数とは、などすこし高度な内容がつづき、最後に「暗号技術を組み合わせる職人芸」であるPGPとそのGNU実装の GPG(Gnu Privacy Guard)の解説があります。補足として、仮想通貨やビットコイン、また、最近の暗号のトレンドである楕円曲線暗号についても少しですが触れられています。

いきなり暗号の専門書をよんでも挫折することうけあいなので、一歩一歩わかりやすく解説されているこの本でまずは基本を押さえるのがよいかと思います!

著者情報はこちら
@hyuki
結城浩

★ ITエンジニアとして生き残るための指南書。 自分を守りアップデートするための18のテクニック。

技術書や研修などで学ぶような知識でなく、現場でしかも休憩時間なんか同僚や先輩との会話で出てくるような話題が多い稀有な書籍ですね。
ソフトウェア開発のことももちろん書いてありますが、それよりもふと現場で交わされる話題が多いです。そういうのってなかなか文書で読むことはない、現場で伝承されるある種の口伝です。

例えば「休日出勤の方が邪魔入らないよね」てのはよく聞くことがですが「代休取ればいいしね!お賃金ももらえるし!」まで書いてある本は見たことがない。職場ではよく聞く話題ですが。あとは「タバコ休憩」「トイレでの居眠り」なんかも現場ではよく出る話題ですね。
あとは「バグを市場に出してしまったとき、果たしてバグを入れてしまった開発者個人に責を求めるのは正しいのか?」というような話題もあります。

あまり書くとネタバレになってしまうのでここら辺にしておきますが、読者によって下記のような反応になるでしょう。

・若手(5年未満くらい) → ほえー。まじかそうなのか!
・中堅(20年未満くらい)→ あるある笑
・ベテラン(20年以上)→爆笑(著者談)

ゴリゴリの技術書といよりはエッセイに近い雰囲気でとても読みやすいです。電車内とかでも読めるのでおすすめです。

著者情報はこちら
@yutakakn

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簿記, 財務

会社は利潤追求を旨とする組織である以上、会社員はお金や資産について最低限は知っておかなければなりません。そのお金について学ぶ方法の一つとして「簿記」を勉強することが挙げられます。特に日商簿記検定は公的資格とみなされ、本屋に行けば大量の参考書がありますし、さらに履歴書にもかけてお得です。また、IT系の資格試験に比べ受験料も大変リーズナブルでお財布に優しい。

簿記を少しだけでもかじっておくと、世の中のお金の話が全く異なって見えてきます。あまり技術を知らない他業種の方がIT製品やサービスに触れるのと、私たちエンジニアがそれらに触れるのとでは見えるものが違うのと同様に、簿記を知らない人が見る社会のお金に関することと簿記を知っている人が見る社会のお金に関することは見え方が全く異なります。わかりやすい例で言えば「借金(負債)」ですね。簿記を知らない人は「負債(借金)→ 悪いこと!」と短絡してしまいますが、ちょっとでも簿記をかじっていれば「負債(借金)→現金が増える→それを投資して機材買ったりしてより利益を出せる(かも)」と考えることができるわけです。お小遣い帳の発想から抜けられるんですね。

ゲーテだか昔の偉い人が「複式簿記は人類の偉大な発明の一つ」という旨の発言をしたといわれていますが、確かにその通りかもしれません。お小遣い帳から複式簿記への進歩は、運動方程式や微積分の発見に匹敵する、というと大げさかもしれませんが、オブジェクト指向のパラダイムシフトより大きな変化だったのかもしれません。

また、よく転職市場では「ポータブルなスキルを持て」と言われます。つまり社外でも通用するスキルを持っていると転職で有利だよ、ということです。例えば特定のプログラミング言語は他社に行くと使えないかもしれません。まあプログラミング言語は比較的どこの現場でも使えますが、特定の開発ツールだと使えない危険性はもっと高まります。エンジニアの技術は可搬性がない場合があるんですね。比較して簿記などのお金のスキルはどの会社でも必須です。業界も関係ありません。貸借対照表 B/Sや損益計算書 P/Lのない会社はないでしょう。どこでも使える簿記。多分50年後も使える簿記。すごい。

ということで、エンジニアなわれわれも簿記の初歩くらいは知っておかないといけないので、そのための良書をご紹介します。

★ とある会社の経理さんが教える楽しくわかる!簿記入門

パンダさんたちが、軽妙なボケツッコミをしながら簿記の基本を教えてくれる本です。漫画と文章の2種類の解説で、簿記の本とは思えないくらいスラスラと読めちゃいます。ときどき唐突にマッチョになって簿記の重要性を説くパンダさんとかいい味出しています。

もちろん日商簿記3級に役立ちますが、試験対策というよりも、簿記の本質基本を現場の人が丁寧に教えてくれる本だと思います。著者のかたのサイトから、少しだけ試し読みができますので、ちょっとのぞいて見てはいかがでしょうか。

マンガがあるので内容が薄いのでは、と思っちゃう方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはないです。むしろ簿記資格試験の入門者向けより深いと思います。この本も現場の息遣いが感じられるほんです!

著者情報はこちら
@soltaril
とある会社の経理さん

★ とある会社の経理さんが教える楽しくわかる!原価計算入門

これは楽しくわかる! 簿記入門の姉妹本です。原価計算は日商簿記2級の範囲(工業簿記)ですので、これから簿記を始める人向けでなく簿記3級を取得したくらいんレベルの人向けの本です。

これまたパンダさんたちが、軽妙なボケツッコミをしつつ難しいはずの工業簿記の原価計算を教えてくれます。今回も漫画と文章の2種類の解説で、簿記の本とは思えないくらいスラスラと読めちゃいます。パンダさんに加え、友人からカネをちょろまかしようとするサルさんとかいい味出しています。

もちろん日商簿記2級に役立ちますが、試験対策というよりも、これも簿記の本質基本を現場の人が丁寧に教えてくれる本だと思います。著者のかたのサイトから、少しだけ試し読みができますので、ちょっとのぞいて見てはいかがでしょうか。

マンガで原価簿記なんて説明できるのか?といぶかしがる方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。やはり現場の人の書いた本は本質を抑えています。いきなり簿記2級の工業簿記をやるのではなく、先のこの本を読んでからの方がスムーズに進められると思います!

著者情報はこちら
@soltaril
とある会社の経理さん

★ パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級 テキスト&問題集

簿記検定界の愛されキャラ、パブロフくんの簿記3級編です。4コマ漫画と文書での説明とでわかりやすく解説してくれます。このパブロフくんが意外とシュールで、持っている株(売買目的有価証券)が上がるようお祈りしたり、株価が下がれば株券を破っちゃったり、従業員に給与を払うのを嫌がったり、可愛さ大爆発です。パブロフくんとなら頑張れる気がします!

下記では、この記事を書いている時点での最新版へのリンクを貼っていますが、数年に一度改訂版が出されるのでねんために改訂されてないか確認してくださいね。

著者情報はこちら
@atsuko_pop
@pubboki
パブロフくんが日商簿記2級、3級を目指すブログ

★ パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 商業簿記 テキスト&問題集

一斉を風靡した、簿記検定界のマスコットのパブロフくんの簿記2級 商業簿記編です。4コマ漫画と文書での説明とを織り交ぜて解説して行くスタイルで、難しい内容もわかりやすく解説されています。
今回も、やはりパブロフくんが可愛いです。会社をどーんと設立しちゃって社長様になっていらっしゃいます。偉くなりやがって….
なんかシュールでかいがいしいパブロフくんと頑張りながら簿記2級を学んでいけます。

ちなみに簿記2級の商業簿記は、平成29年度に試験範囲が大幅に変わっています。数年前に受けて再度挑戦しようという人は、変更内容が「簿記検定ナビ」というサイトがこのページにまとめてくれていますので、ご確認ください。結構変わっております。。。

上記の通り、簿記検定は時々試験範囲が変更されます。それに合わせて参考書も改訂されます。この記事を書いている時点での最新版へのリンクを貼っていますが、ねんために現時点での最新版かどうか確認してくださいね。

著者情報はこちら
@atsuko_pop
@pubboki
パブロフくんが日商簿記2級、3級を目指すブログ

★ パブロフ流でみんな合格 日商簿記2級 工業簿記 テキスト&問題集

簿記2級 工業簿記編です。これも4コマ漫画と文書での説明とを織り交ぜて解説して行くスタイルです。ちょっとしたグラフなんかも出てきますがパブロフくんとお兄さんが親切に説明してくれます。

今回も、やはりパブロフくんが可愛いです。工場で作っている製品であるドッグフードをつまみ食いしたり、工場で走って転んで材料をひっくり返したりしています。悪いやっちゃ笑

工業簿記は、商業簿記に比べて試験範囲の変更は少ないのですが、やはり時々変更されるので、参考書の方も買うときは最新版かどうかチェックしてくださいね。

著者情報はこちら
@atsuko_pop
@pubboki
パブロフくんが日商簿記2級、3級を目指すブログ

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ビジネス, 自己啓発系

エリートに負けない仕事術

著者情報はこちら
@zunzun428
ずんずんのずんずん行こう!

プロフェッショナルの条件

10年後、生き残る理系の条件

著者情報はこちら
@kentakeuchi2003
竹内研究室の日記


コメント

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