技術書の電子書籍を無料でゲットする|GNU Free Document License (GFDL)の場合

IT向けの技術書では、紙媒体の本でもときどき GNU Free Documentation Lincese(GFDL) にて販売されているものがあります。これは書籍版GPLのようなものです。
GFDLかどうかは、本に 「GNU Free Documentation License」と題した5ページほどの英語の章があるかどうかで判断できます。目次を見るのが手っ取り早いです。たいてい、本の最後の方に載っています。

GFDL の場合、GPLと同様に公開の自由とデータの取得の自由があります
詳細は下記のGNU Free Documentation Lincese(GFDL)の英語原文および参考和訳をご確認ください。
GFDL 英語原文
GFDL 参考和訳

ちょっと難しいので、参考和訳から少し引用します。

『文書』の「非透過的」複製物を100部を超えて出版あるいは頒布する場合、それぞれの非透過な複製物と一緒に機械で読み取り可能な透過的複製物 を添付するか、それぞれの非透過な複製物(あるいはそれに付属する文書)中で、 公にアクセス可能なコンピュータネットワーク上の所在地を記述しなければならない。

ものすごくざっくりいえば「100冊以上紙の書籍を出版するときは電子データも公開してね」ということですね。ただ、出版社のかたも忙しいらしく、うっかり公開を忘れることもあるようです。その場合は出版社に連絡して、電子データを公開してもらうと良いですね。

参考として、電子データを要望する時のメールの例文を書いておきます。実際に私が「GNU Make 第3版」の電子ファイルをオライーリジャパン様に要望した時のメールです。テンプレとしてご活用くださいませ。

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To: "japan@oreilly.co.jp" 
Date: 2015/4/9, Thu 00:55
Subject: GNU Make 第3版 透過的複製物について

オライリー・ジャパン
担当 様

ナガヤスと申します。
下記の書籍を購入し、たいへん参考にしております。

GNU Make 第3版
makeは、Unixのプログラム開発や各種ソフトウェアのインストールに必須の基 本ツールです。本書ではmakeの概念、基本操作、ルールの文法、変数とマク ロ、関数、大規模プロジェクトで利用する方法、Windows環境での注意など、基 礎から高度なテクニックまでを詳しく解説しています。makeの入門書として初 心者に役に...
さて、この書籍ですが巻末にある通り、GNU Free Documentation License だと認識しております。 この電子データ(透過的複製物)は公開されておりますでしょうか? ちなみに、本家 O'rreily では英文のものを公開しているみたいです。
以上、お手数おかけし恐縮ですが、よろしくお願いいたします。 -------------------------------------------------

紙媒体の本を買った上で、サブとして電子データを利用するのが一番良い利用法かなと思います。著者、出版社も利益が出ないと困ってしまいますし。。。
著者や出版社の方に感謝して活用させていただきたいライセンスですね。